TOPJOURNAL MY LIFE ON WHEELS #2

MY LIFE ON WHEELS #2

 

MY LIFE ON WHEELS #2

 

車にまつわるさまざまなことに向き合うGORDON MILLERチームのメンバー。それぞれが自らの愛車や日々送っているカーライフからインスピレーションを受けながら活動を行なっています。車に求めるものや好むスタイルはメンバーによって千差万別。それらが混じり合うことで、GORDON MILLERのさまざまなアウトプットに結びついています。
そこで、この連載ではGORDON MILLERチームのメンバーやゆかりのある人々の車とスタイルの片鱗をお伝えしていきます。
第2回目は、平成17年式 US TOYOTA シエナに乗る GORDON MILLER MOTORS 整備・製作担当 会田へのインタビュー。

 

 


 

 

 

 

 

さりげなく 世界に1台だけの仕様に

 

– まずは、”GORDON MILLERのピット長” 会田さんの愛車遍歴を教えてください。

 

初期型の<ソアラ>や<セリカ GT-FOUR>、20万km乗った<アストロ>などを乗り継いで現在の<20系シエナ>で6台めの愛車になります。
結婚を機に乗り換えたりローン完済直後に貰い事故で廃車になったりと買い換えの理由やタイミングはさまざまでしたが、基本的にはちょこちょこ乗り換えるよりも時間をかけて自分らしくつくりながら乗るのが好きですね。

 

– 現在の<シエナ>とはどのように出会ったんでしょうか。

 

初めてシエナを知ったのは、アメリカに旅行に行った時だったんです。その際運転するチャンスがありその時からいい車だと思っていました。そんな時以前勤めていたスーパーオートバックスTOKYOBAY 東雲(現A PIT AUTOBACS SHINONOME)に、タイヤ交換で来られているのを見てなんとこんな身近にと思っていたんですが、下取りに入ることを知り思わず手を上げてしまいました(笑)。日本ではほとんど見ない20系ですしね。

 

 

 

「ハワイで同型のシエナを見つけたときの写真です」
北米やハワイでは確かな人気と地位のある車種。

 

 

 

 

– ある意味運命的な出会い方かもしれませんね。実際に乗ってみて気に入っている箇所はどんなところですか?

 

まずは横幅が2,000mmあるので大人3人が余裕を持って乗れる広さがあることです。荷物もたくさん入るので、40過ぎてから始めたサーフィンのときにもちょうど良いんです。スピードも出ますしね。左ハンドルで縦列駐車がしやすかったりと、乗りやすさの面でも良いところはあります。

 

 

 

 

 

ノーズブラがつき、より北米や欧州らしい顔つきになっているフロントフェイス

 

– ご自身で手を加えられている部分も多いと思います。

 

そうですね、仕事の参考にもなるので、いろいろと試してみたことはあります。
この車だとバックライトやサイドのウィンカーの位置、配置を実は本国・日本いずれのものとも異なる形に作り上げ、さりげなく世界に1台だけの仕様になっています。あとは18インチにインチアップして<マークX ジオ>のホイルに変えていたり。トヨタのエンブレムが入っているので一見純正のようですが。
エンジンの不調を感じる時もあるのでタイミングを見つけてしっかりばらして直したり、なんならレストアまでして長く乗りたいなと思っています。手を入れればもっと良くなるはずなので。それくらい、いままでの車と比べても気に入っているんです。

 

 

 

 

 

 

 

ひと味違う車を届けたい

 

– 現在、GORDON MILLERチームの中でMOTORSの整備・製作などを担当されていますが、これまでのキャリアを教えてください。

 

学生時代は電気科で電気工事士の資格をとり、その後は自動車の専門学校を経てトヨタディーラーに就職しました。そこでさまざまな車に触れ、班長を務めたりさまざまな資格を取得したりと実務経験をたくさん積み上げました。いままで乗ってきた車の多くがトヨタ車なのはそんな環境の影響かも知れません。
その後、スーパーオートバックスTOKYOBAY 東雲(現 A PIT AUTOBACS SHINONOME)のオープニングスタッフ募集の求人を偶然みつけて、軽い気持ちで受けてみたところご縁があって入社しました。1997年オープンの店ですが当時から面白い店で、いろいろと経験させてもらいましたね。エンジンをおろしていじらせてもらったり、走行会をやったり、ここでは話せないエピソードもたくさんあって(笑)、思い出深いです。
そこからGORDON MILLERチームに入ったのが2年ほど前で、GORDON MILLER MOTORSに関するさまざまなことに携わっています。
10代のときに工業系の学校に入ったのも当時好きだったプラモデルやラジコンの影響があったりするので、その頃を思えば実際の車を組み立てている今は天職にたどり着けたなと思っています。

 

– ピット長の技術はさまざまな経験に裏打ちされたものだったんですね。

 

結局、車をいじることや自分で運転することがとにかく好きなので、それをひたすら仕事にしてきた社会人生活ですね。
GORDON MILLER MOTORSの仕事はユニークで他のどことも違うようなこともあるので、これまでの経験が生きているなと思う瞬間は多いです。

 

 

 

 

– GORDON MILLER MOTORSはこれまでのキャリアとはまた違った角度の取り組みだと思いますが、大変なことはありますでしょうか。

 

施したカスタムに応じてさまざまな基準に照らし合わせたり、車づくりに関わる多くの人たちの間の調停役になったり、大変だと思うことは多々ありますが、それらをするからこそ安心していただける車づくりができるわけなので苦ではないです。
また、お客様のお車に何かあったときに駆けつけたり不安なことがあればその際に伺ったり、全国をまわるので体力的にきつい部分ももちろんありますね(笑)。ただ、お客様のお車に触れながら今後さらに良くしていくためのサポートができるのはやりがいがあります。オーナーズキャンプなどの際はぜひいろいろと聞いていただけたらと思います。

 

– 会田さんから見たGORDON MILLER MOTORSの良さ、好きなところはどこでしょう。

 

自分の車にも共通することですが、根本的にはやはり 「人と違う車がいい」 という思いがあるので、そもそもユニークであること、さらに自分らしくアレンジしていく余白があることはGORDON MILLER MOTORSの好きな部分です。
MOTORSに乗って陸運局にいったときやスタンドに入ったときには「何この車!」と声をかけられることは多いですし、走っていても目を引いている感覚があったりしますしね。

 

 

 

 

– たくさんのご成約、ご納車を見届けていくなかで、会田さんならではの感慨もあると思います。

 

そうですね。これまでの経験をフルに生かして製作に一から携われるのは本当に面白いですし、反面、車1台つくることの大変さや責任感も強く感じています。だからこそ、この車を好きになって、乗ってくださるお客様がいるのは人一倍嬉しく思いますし、最近ではお客様のMOTORSと道ですれ違うこともあるのでそのたびにぐっと来るものがあります。

 

– 現在ほとんどの担当業務をひとりで行われていると思うので、お体には気をつけてくださいね。

 

早く後進を育てないと、とは思っています(笑)。

 

 


 

 

 

会田高久 | GORDON MILLER MOTORS 整備・製作担当
車両の製作からアフターサポートまでを手がける”GORDON MILLERのピット長”。

US TOYOTA シエナ(H17年式)